【社内レポート】職長教育研修を受講しました
2025年07月28日 19:32
先日、弊社の施工現場を支えるスタッフ数名が「職長教育研修」を受講してきました。
講師にお迎えしたのは、全国で講習実績を持つ フォーレスト の森祥吾先生です。
今回の研修では、現場で指導的立場となる「職長」として必要な知識や心構え、安全管理の基本など、実践的な内容を一日かけて学びました。
■現場で求められる“人を育てる力”
研修の冒頭で語られたのは、「安全管理はマニュアルだけでは機能しない」という言葉。
特に印象的だったのは、リスクの芽を摘むためには、知識と同時に信頼関係が必要という点でした。
私たちの現場では、様々な職種・年代の人たちが関わっています。
その中で職長が果たす役割は、単なる作業指示にとどまりません。
・状況に応じた判断力
・部下や協力業者への声かけ
・トラブルを未然に防ぐ対応力
こうした力が、安全で円滑な現場運営には欠かせないと実感しました。
■ハラスメントに対する理解と感度も
午後のパートでは、「職場でのハラスメント」についても詳しく学びました。
驚いたのは、その種類の多さ。
パワハラやセクハラだけでなく、「Zoomハラスメント」や「エンジョイハラスメント」など、近年の多様な働き方に伴って新たな概念が生まれていることを学びました。
私たちも、「知らなかった」では済まされない立場にいます。
一人ひとりが意識を高め、誰もが安心して働ける職場づくりに貢献することの大切さを改めて感じました。
■今後に向けて
研修後のメンバーからは、
「言葉の使い方一つで、伝わり方が全然違うことに気づいた」
「“怒らない伝え方”を意識していきたい」
「職長として、自分がまず“聴く側”である意識を持つ」
といった前向きな声があがっており、さっそく現場での活かし方を模索しています。
今後も、社員一人ひとりが安心・安全に働ける環境を整えるため、継続的な教育や学びの機会を大切にしていきます。
※講習実施:フォーレスト(全国対応)
講師:森 祥吾 先生